およそ10億年前の最古のキノコの化石がカナダ北極地域で見つかった。報告は学術誌「Nature」に掲載された。
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化石はカナダ北極地域の堆積物の結晶片岩から見つかり、「Ourasphaira giraldae」と命名された。
分析の結果、キチンが存在し、セルロース繊維が欠けていることが判明。これは、化石とキノコとの関係を示している。
10億1000万から8900万年前の化石だと見られる。
MORE — A microscopic multicellular fungus named Ourasphaira giraldae, which lived in an estuary environment roughly 900 million to 1 billion years ago, was unearthed in the Northern Territories of Canada https://t.co/a8IL5UNFkN pic.twitter.com/7fTNOexqxe
— DAILY SABAH (@DailySabah) 22 мая 2019 г.
この化石は、最近発見されたキノコの化石より5億年は古い。これまで最も古いキノコの化石は、スコットランドの湿地の化石化した堆積物から見つかった「ライニーチャート」だった。これは4億1000万年前の化石だと見られている。