キノコを食用ではなく、観賞用として育てる「きのこリウム」が、SNS上で話題になり、自身で育てたキノコの写真をウェブ上に公開する人が増えつつある。きっかけは、ツイッター上で「@kinocorium(きのこりうむ)」がアップした写真。ガラスケースの中でコケの隙間からキノコが顔を出す様子に、「妖精がいそう」「アニメの世界みたい」と声が上がっている。
ツイッターで「きのこリウム」を紹介し始めたのは、大阪府吹田市のウェブデザイナー樋口和智さん(43)。4年ほど前に、キノコ好きの友人とともに同市の万博記念公園へ観察に出かけた時に、「キノコを水槽内で栽培すれば面白いものができそう」と考えたのがきっかけ。幼い頃から生物の飼育が好きだった樋口さんは、ガラスの水槽で植物などを育てる園芸手法「テラリウム」を元にして制作を始めた。
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