昨年、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」が、火星に液体の水が存在することを突きとめ、火星生命発見の期待が高まったばかりだが、早速アメリカ航空宇宙局(NASA)が火星で生命の証拠を発見したというニュースが舞い込んできた!
英紙「Daily Mail」(3月25日付)によると、NASAの火星探査機「キュリオシティ」が撮影した画像の中に“キノコ”らしきものが写りこんでいたことが、学術誌「Journal of Astrobiology and Space Science Reviews」上で報告され明らかになったという。
画像を見てみると、そこには確かにキノコのような丸いものが写っているではないか! 具体的な分析はまだだが、インド生命科学研究所のレジナ・ダス博士によると、「地球上には堆積物をキノコ型にするようないかなる地質学的・非生物学的な要因もない」とのことだ。
さらに驚くべきことに、キュリオシティが撮影した15の藻類、苔、キノコは「3日の間に地表から現れた」(ダス博士)という。すると、これはやはり火星に自生する“火星キノコ”なのだろうか?