シイタケなど地元産のものをもっと知ってもらおうと、毎年恒例の「乾しいたけ」の即売会が24日、大分市中戸次の大南市民センターであった。買い物客らは「大南のシイタケは味が濃くておいしいのよね」「ここのシイタケ大好き」などと話しながら笑顔で購入していた。
即売会は大南地区で「おいしいシイタケを生産している」ことをアピールするために始め、12回目。大分市椎茸生産組合と大分市が主催し、この日は同地区の生産者15人がシイタケを持ち寄って販売した。
地域で30年間シイタケ作りを続ける阿部ケサヨさん(74)は「高齢化と後継者不足で年々生産者は減っている。シイタケ作りは力仕事でもあり大変だが、おいしいシイタケを作り続けたい」と話した。