南山城村特産の原木シイタケをPRしようと、地元の児童たちが新キャラクター「村っしい」を考案した。1月下旬に原画を受け取った道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」(同村)が早速採用。店内に手作りのポップ広告を飾るなど活用を始めた。
考えたのは、南山城小学校の4年生たち。「しいたけ博士になろう」がテーマの総合学習で、生産農家から話を聴くなどして学び、道の駅の見学もした。昨年11月には「PRのために何ができるか」を考え、4年生15人が4班に分かれてキャラクターやレシピ作りなどに取り組んだ。
そんな中で誕生した「村っしい」は、5人ほどの児童たちによるアイデア。名前の由来は「村としいたけが好きだから」。足元には栽培用の原木をあしらい、胸には道の駅が使っている「村」のロゴに似せたデザインも。担任の川口沙央理教諭(27)は「頑張って作ったので、いろんな人たちに見てほしい」と話す。