以前、『シイタケ栽培キット 【もりのしいたけ農園】』 についてご紹介しました。飽きるほど食べまくったので、やはり気になるのは、ほかのキノコ栽培セットはどうなのか、ということ。
【記事の全画像】キノコ栽培キット5種を育成! 自分にピッタリなキノコが一目でわかる一覧つき
そこでメーカーの森産業に、ぜひ栽培比べをしたいのですが…とお願いしたところ、快くご提供をいただきました。
『エリンギ栽培キット【もりのえりんぎ農園】』、『ブナシメジ栽培キット【もりのぶなしめじ農園】』、『ヒラタケ栽培キット【もりのひらたけ農園】』、『ナメコ栽培キット【もりのなめこ農園】』、『エノキ栽培キット【もりのえのきたけ農園】』の5つです。
各キノコ栽培キットの特徴や食レポを含めた、5種類のキノコと暮らした約3カ月をレビューします。
ただし厳密にいうと、シイタケの2回目、3回目の栽培も行っていたので、6種類のキノコを同時栽培していたことになります。
記事の最後に、各キノコ栽培キットの比較ポイントを表にして掲載。自分のライフスタイルに合ったキノコが一目でわかるようにしましたので、どうぞご覧ください。
ブナシメジとナメコの栽培キットが届いた
キノコの種類が違えば、もちろん性質が異なります。キットをセットしてから生えるまで、ナメコは3~4週間、ブナシメジが2~3週間、そのほかのキノコが2週間とのこと(生き物なので、あくまで目安です)。
時間のかかるナメコとブナシメジを2週間先に開始しました。なぜなら、すべてのキノコが一同に生えてほしかったからです。イメージは、さまざまな菌が生えている、『ナウシカ』の秘密の部屋…!
キノコ栽培キットの準備
今回紹介する5つのキノコ栽培キットの準備の手順は、すべて同様のことをします。
まず、箱から取り出したら、栽培ブロック上面の5cmほど上で、袋の上部をカットします。
栽培ブロックの上面の白い膜の部分をかき取ります。
水を注ぎ、栽培ブロックが水に浸るようにし、30分たったら水を捨てます。
保温のため、付属の赤玉土を栽培ブロックの表面にかけます。
収穫するとき、キノコにくっついて取るのが手間なのと、土を抱きこんで成長するため、食べないように下部をカットする必要があるので、気温が高いなら控えめでいいかもしれません。
付属の栽培袋にいれて、呼吸できるように洗濯バサミやクリップでゆるくとめて完了。
だいたい2日に1回、土が乾いて色が薄くなってきたら、霧吹きで水を補給します。土が黒い状態をキープするように。
直射日光と高温を避け、日中は10~18℃(ナメコは10~15℃)、夜間の最低気温が15℃(ナメコは10℃)以下になる環境に置くのが良いそうです。
私が栽培していたのは、冬場に日中も10℃以下の日もありましたが、問題ありませんでした。でも、今からがベストシーズンでしょう。