飯田下伊那地域の特産林産物「乾(ほし)しいたけ」の出来を審査する品評会が五日、飯田市常盤町の飯伊森林組合で開かれた。
品評会は今年で五十七回目。地域の生産者から、かさの直径で大別した三銘柄(どんこ、こうこ、こうしん)計二十七点が出品され、銘柄ごとにかさの開き具合や形、大きさがそろっているか、ひだの色などでチェックを受けた。
今年のシイタケは、春先の高温続きで成長が早く、四月中旬からの降雨続きで比較的大きいものが収穫できたことから、かさに白い亀裂が入った天白系の良品がそろったという。
飯伊森林組合の特設会場では七、八の両日、午前九時~午後三時半、乾しいたけの大即売会を開催。品評会受賞品・出品物の展示即売もあるほか、箱詰の予約、郵便局臨時出張所での発送も受け付ける。