
首都圏にある住宅街の一角が先日、おとぎの国と化しました。駐車場の芝生から10本ほどの大きなキノコが生えていたのです。8月に入ってから東京で毎日雨が観測されていると報じられる中の出来事。食卓に上ることも多いキノコですが、野生のキノコをいざ目の前にすると、なんだか近寄り難い雰囲気でした。
数日後、様子が気になって訪れると、大きさが1・5倍ほどになっていました。キノコもここで生きているんだと思うと、少し愛着がわきました。8月の長雨は「海水浴やプール客の減少」「野菜の高値」など負の側面が多く報じられましたが、キノコにとっては良い環境だったのかもしれません。
秋にかけても、あの高級食材が豊作になる可能性があります。マツタケです。キノコ博士として知られる九州…