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キノコの女王で里山再生を放置竹林でキヌガサタケを栽培 キノコメーカーがSDGsビジネス提案 キヌガサタケのタマゴも販売開始


[Release date]2019-08-26[source]eciteエキサイトニュース
[Core hints]菌床キノコの種苗法品種登録メーカー、株式会社ハルカインターナショナル(岐阜県郡上市和良町横野、井上九州男会長)と、循環型農
菌床キノコの種苗法品種登録メーカー、株式会社ハルカインターナショナル(岐阜県郡上市和良町横野、井上九州男会長)と、循環型農林業プランナーの合同会社清流日本(東京都中央区)は放置竹林の解消策として、キノコの希少種キヌガサタケを、整備した竹林で栽培する社会問題解決型ビジネスの提案を8月26日から開始しました。

具体的には竹林や里山保全の活動団体、協賛企業、自治体がともに、放置竹林の整備を行い、そこにキヌガサタケ栽培のための培地を投入し、関係団体・企業が栽培管理を行います。発生すれば鑑賞会だけでなく、キノコを高値で販売することも可能です。提案ではまず、モデル事業地1カ所を公募し、パイロット事業を行い、モデル事例をつくり、全国にも広げます。
 
キヌガサタケは、キノコの希少種です。自然界ではもっぱら、竹林を生息地としていて、複数の県で準絶滅危惧種にも指定されています。キノコの女王とも呼ばれ、短時間に生長し、神秘的なマントを広げる様子は、多くの人を魅了しています。高級中華料理やフランス料理の食材としても知られています。国内に流通しているのは中国産乾燥品ですが、ハルカインターナショナルは昨年の2018年夏季、自社農場ハウスで日本初の商用人工栽培に成功。国内外20を超えるメディアで取り上げられました。人工栽培では、培地の栄養材の一つとして竹チップを利用しており、今後は竹炭も培地材として利用します。
 
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