和歌山県田辺市新庄町の平田澄子さん(88)が自宅横の畑で栽培しているハナモモ(バラ科)に、カワラタケなどのキノコがびっしりと生えている。平田さんは「雨の日は特にきれい」といい、訪れた近隣住民との話題にしている。
カワラタケは、広く一般的に分布する木材腐朽菌。かさは半円形、硬い革質で、多数重なり合って群生する。
カワラタケが生えているハナモモは、定かではないが樹齢50年以上で朽ち始めていて、幹が手で簡単に折れるほどになっている。根元は直径約20センチ、根元から高さ約1・5メートルにわたってカワラタケがびっしり生えている。根元にはコフキサルノコシカケもある。