大野市小山小学校の全校児童40人を対象とした「原木しいたけ教室」が25日、同市小山幼稚園で開かれた。
きのこアドバイザーに認定されている松田由美津(よしみつ)さん(89)=同市阿難祖領家=が講師を務めた。児童たちは松田さんに教わりながら、原木に開けた穴にシイタケの菌が付着した種駒を木づちで打ち込んでいった。
松田さんは「風通しが良い場所で丁寧に育てれば必ずシイタケが出てくる」とアドバイス。2年生の斎藤冬麻君(8)は「作業は思ったよりも簡単だった。大きなシイタケができてほしい」と笑顔で話していた。
同幼稚園は休園中で、同校の放課後子ども教室の場として活用されている。同教室では月に1回程度、体験型教室を開いており、今回の教室もその一環。