「椎茸(しいたけ)菌打ち体験」は平成10年から、神埼町脊振町の特産品PRにと、同町の高取山公園わんぱく館で始まった。今年も9日から29日まで、土日曜の計6回、開催される。
長さ約1メートルのクヌギの木に電動ドリルで20カ所ほどの穴を開け、直径12ミリ、長さ18ミリの椎茸菌種駒をハンマーで打ち込んだ後、1年半ほど山で栽培する。高取山公園わんぱく館支配人の飯盛潜さんは「自然の中で夜露が掛かって、栽培に適した湿度と温度の山あいが育てやすいですね。参加者にはリピーターも多いですよ。椎茸菌を打ち込んだ後は持ち帰ることもでき、好評です」と語る。
この椎茸菌打ち体験は無料で参加でき、持ち帰る場合は、原木の大きさによって700~1200円。