中国・雲南省(Yunnan)大理州(Dali)巍山県(Weishan)の食用キノコ栽培農民専業合作社の社員らはが、ヒメマツタケの種菌の生産に追われていた。
旧暦の「隆冬」は、1年のうちで最も寒い頃だ。この季節に入ると、食用キノコの種菌の生産が忙しくなる。今年の生産目標は30万袋で、一部のキノコは周辺の大理、保山(Baoshan)、德宏(Dehong)などの専業農家に種菌を分けて栽培してもらうこととしている。
同合作社は、2013年に食用キノコの栽培を開始してから、「合作社+基地+農家」の発展モデルを通して、契約農業の形でヒメマツタケなど食用キノコの栽培を発展させてきた。合作社の発展だけでなく、地元農民が貧困から抜け出す手助けにもなる。
2018年の同合作社のヒメマツタケ栽培面積は1.3ヘクタール、生産高は100万元(約1614万円)に達し、遠く上海、福建(Fujian)、広州(Guangzhou)などの市場に出荷されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News