壬生町福和田の民有地で南方系のキノコ「ニオウシメジ」が大量に発見され、近隣住民らの話題になっている。
昨年6月に竹やぶを整地し、切った竹に土をかぶせ砲台とした場所。いくつものカサが集まった株が10株ほど群生し、大きいもので直径約1メートルに。今月9日に見つかり、10日に現地を訪れた県立博物館の坂井広人(さかいひろと)学芸員(39)は「県内での確認例も少なく、ここは量が多い」と驚く。
巨大化する特徴があり、まさに和名「仁王占地(におうしめじ)」。同日午後に全て収穫され、町内のきのこ種菌メーカーに研究用として“献上”された。