大分県の乾しいたけの年間生産量、消費量は全国首位。大分のしいたけ栽培がこれほどまで盛んになった理由のひとつに、「しいたけ栽培発祥の地」という点があげられます。今から340年ほど前、源兵衛さんという人物が、炭焼きに使う木にしいたけが生えているのを発見し、切った木に傷をつける「ナタ目栽培」を行ったのがはじまりと言われています。県産しいたけは、大型で肉厚、香りもよく、身体に嬉しい栄養素もたっぷり含まれています。
また、大分県には、しいたけ栽培技術の高さから「しいたけ作りの神様」と呼ばれる人もいるほか、しいたけ業界の守護神として「椎茸神社」が建っています。豊後大野市でしいたけ栽培を営んでいる小野晋作さん(53)は年間1500~1600キロものしいたけを栽培されています。春と秋の二回、冬菇や香菇などの品種を収穫し、質量ともに日本一に輝いたこともあります。
2017年 全国乾しいたけ振興大会開催!
全国の乾しいたけ生産者等が一堂に会し、「2017年全国乾しいたけ振興大会」を豊後大野市で開催します。大会では、表彰式やパネルディスカッション、第65回全国乾椎茸品評会入賞品、第60回大分県乾椎茸品評会入賞品の展示のほか、乾しいたけの販売や豊後大野市産のしいたけステーキを販売します。また、両日とも試食会を行うなど、しいたけの魅力をたっぷりお届けします!