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菌床シイタケでグローバルGAP 磐梯の企業が東北初


[Release date]2018-04-09
[Core hints]菌床シイタケを栽培するエム・ガーデン(磐梯町)が、農産物の安全などを評価する国際認証「グローバルGAP」を取得した。 同
菌床シイタケを栽培するエム・ガーデン(磐梯町)が、農産物の安全などを評価する国際認証「グローバルGAP」を取得した。
 
 同社によると、菌床シイタケでの取得は東北初で、全国2例目という。
 
 資格取得に際して、温度や湿度の管理、放射性物質検査など100以上の項目をデータ化。3月13、14の両日に審査員による現地審査を受け、同23日付で認証を受けた。
 
 同社は昨年7月に、農家から引き継いだ町内の施設を利用して菌床栽培を始め、12月に初収穫した。今月からは約3万個の菌床で栽培する予定で、認証取得を契機に生産を拡大、今後5年で3倍の規模での生産を目指すとしている。
 
 森田一久社長は「認証取得を付加価値として、高い品質を目指す。消費者の希望に合わせたサイズ別の販売もしていきたい」と意気込みを語った。
 
 同社の菌床シイタケ「ばんだい里山しいたけ」は町内の道の駅ばんだいなどで販売されており、割烹・田季野(会津若松市)がJR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」で提供する食事にも使われている。9月からは首都圏のスーパーでの販売を始める予定だ。
 
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