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チェルノブイリ風評被害いまだ シイタケ農家 厳しい現実


[Release date]2018-01-18[source]东京新闻
[Core hints]福島県のシイタケ栽培農家が、一九八六年に起きたチェルノブイリ原発事故の影響を調べるため、ウクライナ、ベラルーシ、ドイツを
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福島県のシイタケ栽培農家が、一九八六年に起きたチェルノブイリ原発事故の影響を調べるため、ウクライナ、ベラルーシ、ドイツをまわった。帰国した福島県原木椎茸(しいたけ)被害者の会副会長の宗像幹一郎さんと事務局長の添田政光さんの二人に話を聞いた。
 
「風評被害は今も続いていた。そんな話は聞いたことがなかった」。宗像さんは怒りを込めて言う。
 
放射能汚染の影響が大きかったベラルーシ・ゴメリ州のリンゴ農家を訪ねた。チェルノブイリ原発からは百五十キロ離れている。持参した線量計を見ると、空間放射線量は毎時0・04~0・05マイクロシーベルト。日本なら平常値だ。
 
それでもアレクセン夫婦は「ゴメリは危険という風評が定着、地元でしか売れない。州が買い上げてくれるのでやっていける」と話した。
 
ゴメリ市の森林研究所では大歓迎された。理由を聞いて驚いた。
 
「これまで来た日本人は、テレビ局と研究者の二人だけ」
 寒冷地のためハウス栽培だが、シラカバを原木にしたシイタケ栽培をしていた。シラカバは一キロあたり三七〇ベクレルもあるが、シイタケは一〇〇ベクレル以下だという。樹木の内部にセシウムが入り込んでいた。日本の基準は原木が五〇ベクレル以下、シイタケが一〇〇ベクレル以下だ。
 
汚染度の高い場所は除染せず、住宅地まで植林した。「森林火災が一番、心配。火災が起きればセシウムが飛散し、周辺が再汚染されるから」と聞いた。バスの車窓から整備された防火帯が見えた。
 
視察団は九人で八人が原木シイタケ農家。原木シイタケとは、九十センチぐらいに切ったコナラなどの木(原木)に、シイタケの菌を埋め込み、発生させる栽培方法だ。
 
一人六十万円を超える費用は自己負担。訪問場所も独自に交渉した。その結果、二十七年たっても、セシウム汚染は続き、風評被害もなくならないという厳しい現実を知った。
 
添田さんは嘆く。
 
「われわれはどうやって生きていけばよいのか。東電の賠償は二十年、三十年と続くのか。原木を採る里山は誰が守るのか」
 
福島県は阿武隈山地などで良質な原木が採れることから、震災前は他県にも販売していた。宗像さんたちは、シイタケ栽培で培った技術を生かせる、里山の管理を委託してほしいと考えている。そうすれば、仕事ができ、希望が生まれる。
 
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